問い合わせ
連絡先

「年金本」出版への思い

年金


3月19日に、7年振りに出版をすることができました。といっても、前の出版時は、「稲田英助」というペンネームでの出版でしたから、戸田博之としては、初出版ということになりました。

 

<出版の経緯>

 

 このお話は、樺木さんという出版コンサルタントをされている方の紹介によるものです。(樺木さんのHP)当初は、英語関連の本の出版をしようと樺木さんにコンサルティングを依頼したのですが、その中で、私がどんなことを書ける人間なのか、そして、より重要なのは、私が書けるものの中で、どんなものをどんな読者が受け入れてくれそうかということを掘り下げることができました。

 

 そうした中で浮き上がってきたのが、年金、健康保険、雇用保険等の社会保険と金融商品という分野でした。実際これまでも、複数の雑誌に、単発、連載で、こうしたテーマについて書き続けてきました。そのことを踏まえて、樺木さんが、年金関連の本をもともと出そうとしていた出版社にご紹介下さったという経緯です。

 

 皆さんの中にも、本を出したいという希望、願いをお持ちの方は多いと思いますが、少しお金はかかりますが、こうしたコンサルタントを使われるのは、合理的なやり方かと思います。

 

 元々の話のあった英語関連本も、この方の紹介で出版社の承諾を頂き、今かなり書き進んだところです。

 

<年金本出版への思い>

 

 現在のビジネスの基本モットーとして「学校で習わなかった3つのことを教えます!」を掲げています。

 

 その3つのことの中に、社会保険と金融の基礎知識があります。

 社会保険に関して「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、このしくみは、生まれた時から死ぬまで、誰もが、何らかの世話になっている分野です。一番身近なのは、健康保険かもしれませんね。

 

 この分野のもうひとつの特徴は、なかなか知識が知れ渡っていないことです。

 年金は請求をしなければもらえません。健康保険には、高額療養費というメリットの大きいシステムがありますが、実際に病気になり、大きな医療費を払う段になって初めて知る人が多いシステムです。また、労災保険、雇用保険、介護保険等も同様です。その分、誤解も多く、知っていると知らないで、損得が大きく出る分野でもあります。

 

 その最たるものが年金といってもよいでしょう。

 

 「どうせ将来年金はもらえないから」と国民年金保険料を払わない人が増えているらしいのですが、免除制度の適用が受けられれば、まったく保険料を払わなくても、満額払った人の半分はもらえます。また、学生さんが、納付特例を使えば、保険料を払わず制度に加入でき、かつ、交通事故に遭って学べない、働けない状態になった時に障害年金(最高額年額約100万円)を一生涯受取ることができる可能性もあります。また、付加年金という、金融商品として見れば、「ローリスク超ハイリターン」商品も、その存在を知っている人は、極めて少ない状態です。

 

 こう見ると、年金は、一定の職業にいる人、一定年齢に達した人の話ではなく、国民誰もが知っておくべきものだと、キャリアを通じて強く思うようになりました。

 

 こうした「知っておけばお得」な情報を得られず、後で「知らずに悔しい思い」のみならず経済的損失を皆さんが被らないよう、年齢やライフステージに合わせたグルーピング毎に、知っておいて頂きたい知識を紹介するために、この本を書きました。

 

 定年退職を目前に控えている方々はもちろん、学生、フリーター、若い世代のサラリーマン、中高年サラリーマン、主婦等の分類で、それぞれが知っておくとお得な情報を、分かりやすく紹介したつもりです。

 

 是非、1人でも多くの方に読んで頂きたいと思います。また、アマゾンのコメント欄、私のフェイスブック、あるいはメールあてに、ご感想等を頂けると幸いです。よろしくお願い申し上げます。