聴く方に一生懸命になると出す方がおろそかになる

たまに通訳を頼まれますが、今日は、インド人の人の「ぼほ」同時通訳を行いました。
いわゆるウィスパリングってやつですね。

以前通訳者のトレーニングを受けて、習ったことを思い出しながらやっていました。

・意味の大きな流れをつかんで、自分の言葉を発する
・聴く方に一生懸命になると、出す(訳す)方がおろそかになる。

2番目の点は、トレーニングを受けたその場で納得した覚えがあります。
日本語を英訳する方が、負担が少なく上手くできました。聴く方に余裕があるので、出す方に集中できるのだそうです。

その点、今日は、いつも以上に注意深いリスニングを要するインドの人の、それもテレビの向こうでの話を訳出することの難しさを実感して帰ってきました。日本語で1日セミナーやるより疲れた感じです。

いつまで経っても、学びべきことは尽きません。