アメリカに行く直前、これから初めて海外で暮らす自分と、滞在経験の長い人は、発想からして違うんだと思った出来事がありました。ちょっと悔しかった思い出です。
今考えると、大したことではないのかも知れませんが、私がセミナーで「5W1Hを活用しよう」と受講者にお伝えしているきっかけになった出来事です。もう30数年前も前のことが役に立つのだから、ありがたいものです。
その表現とは、"Oh, that's what I thought."というものでした。
確か、仙台の学生センターでの先生とのやりとりで、アメリカ人の先生から、「日本語を、瞬間的に英語に訳して下さい」ときかれ、ひとりづつが答えを行った、そういう状況だったと思います。
私が思い浮かべた表現は、"I thought so."ではなかったかと思います。でも、その人は、"That's what I thought."と表現しました。彼女は、高校時代に、アメリカに1年間ホームステイして、ホームステイし始めてから数カ月経つと、日本語がおかしくなるくらい、どっぷりと英語に浸かった経験の持ち主でした。
その表現が記憶に残ったのは、自分がまったく思いつかない表現だったからです。
アメリカに渡ってからは、こうした表現が、当たり前に使われていることに気づきました。(当たり前ですが。。。)そしてその方法がすとんと腹に落ちると、何て便利な表現だと思って、使えるようになりました。
ビジネス英語の場面でも、次のように言えます。
当社の概要:
Who we are
当社の業務:
What we do
この機械のしくみ:
How this machine works
彼の勤務先:
Who he works for
(おなじみの)新着情報:
What is new
最近の状況:
What is going on
What's happening
how things are going...
実際に、公式のウェブサイトでも使われているので、ちゃんとした英語。発表等で、「これが当社の概要です」と言いたい時には、"Let me tell you what we do." とか "This is what we do."と言えば良いわけです。
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