志縁塾でセミナーを行いました

大谷由里子さんの主宰されている志縁塾で英語セミナーを開催させて頂きました。

 

雪のちらつく寒い中、多くの方に来て頂けて、まず感謝でした。


セミナーの趣旨は、中学校、高校でそれなりにつけた基礎力を、最大限に活用できれば、かなりの水準の英語コミュニケーションができるというもので、これをこれからもテーマにしていこうと思いました。


また、今後のキャッチフレーズとして、「語が苦」から「語楽」へというのはどうかなと考えています。基本的に、英語の勉強は、止めなければ進歩し続けるのだから、本来「楽しい」ものだという趣旨です。また、言葉は「学問」ではなく、スポーツや音楽と同じ、訓練で伸びていくものだとの思いもあります。


また、最近は、これまであまり取り上げなかった発音の重要性をお伝えするように心がけています。というのは、発音できる音は聴き取れるということを改めて納得したからです。


今日は、LとRの音の違いを、口の形から説明し始めて、聴き取りができるレベルまでを目指して、お話ししました。かなりの方が、正確に聴き取れるようになったことが確かめられて、ひとつの成果だと思っています。


もちろん、課題も残りました。全体を、大谷さんが目指されている「エンターテイメント」として完成させるまでには、まだまだだということ。最後まで聴かれる皆さんを飽きさせない工夫は、もっともっと必要と感じました。


ただ、「2時間が短く感じられた」、「英語にもう一度取り組もう」あるいは、セミナー中に私の紹介した「Steve Jobsのスピーチを全部覚えるぞ」と意気込みのあるコメントを下さった高校生の参加者等、元気のでる声も頂き、励みになりました。これからも精進します!