中学校の教科書

中学校の教科書は、確か"New Horizon"というものでした。先生は、クラス担任の向井先生。均(ひとし)さんが下の名前だったので、生徒はみんな「きんちゃん」と呼んでいました。

私にとって幸いだったのは、この先生の発音も、小学校時代の塾の先生と同じく、とても素晴らしかったことです。この先生の素晴らしさに気づくのは、2年生以降に習った先生方の発音に接した時でした。

何でも、スタートは、肝心ですね。

 

小学校で英語を1年間やっていたので、成績はそこそこに良かったと思います。これが自信につながったと思います。一応、広島の進学校のひとつに、そんなものがあるとも知らなかった田舎の小学生がいきなり入学したのですから、何か同級生よりも少しでも良くできる教科があったことが救いでした。

 

向井先生が、ほどなく他の学校に転任されたのは、残念なことでした。