Steve Jobsのスピーチは好教材

大学で英語の講義を2つだけ持っています。

過去3年、指定された教科書よりもSteve Jobsがスタンフォード大学で行ったスピーチを教材として使っています。この度の彼の死去で、あまりにも有名になったあのスピーチです。

使う理由は、いくつかあります。

まずは、内容。

私自身も、学生たちに、英語で読む読まないは関係なく、教科書にあるどうでもよい会話等よりは、人生を考えさせるこうしたメッセージを伝えることの方が、よほど意味があると思っていることです。

2つ目は、スピーチのお手本として。今年は、これを参考にして、学生に最後は自己紹介コンテストをやらせることにしました。どこまでできるかは?Steveのスピーチの構造を理解すれば、非常にすっきりとした自己紹介になるはずです。

3つ目が、基本文型の叩き込みです。

15分のスイーチの中に、(当たり前ですが)英文のほとんどの基本文型、そしてよく使われる言い回しがふんだんに出てきます。それらの意味使い方を解説し、覚えさせます。基本文型を覚えてしまえば、その中の主語、動詞、形容詞、副詞と入替えをすれば、表現の数は、あっと言う間に広がって行きます。

こちらをご覧下さい。彼の冒頭の挨拶を使って変形練習する例を示しています。

 

http://www.youtube.com/watch?v=SuLvxpD2baM